人口860人の過疎地でありならが、世界遺産という素晴らしい
観光地です。
と言うか、部落のイメージが個人的にはあるので、昔の歴史を
知っている私としては、ちょうど30年前に世界遺産登録の快挙
を成し遂げた時は奇跡だと思いました。^^
大家族制度を守り、合掌造り集落をそのままに今日まで継承し
現在は世界中から観光客で賑わっている。
年間150万人が訪れるような村って本当にないですよね。^^
どうして、こんな僻地にたくさんの旅行客が来るのかは、
展望台からの景観や素朴で何の飾り気もない集落の趣なのかも
しれません。
合掌造りの家は、茅葺き屋根で村民が協力して作業しています
ので、共生の社会が残っている地域でもあります。
江戸時代から続く家を守り続け、未だ住んでいる人たちがいる。
そんな原風景が白川郷の魅力で、市町村合併にも参加しないで
独立独歩の行政を継続しているのがもう1つの魅力かもしれない。
そして、最近は飛騨高山とセットで観光される方が多く、この夏
も相当な数の旅行客がマイカーで来られています。
あと、公共交通機関で高山まで来られて、レンタカーを借りて
白川郷まで行く人もいます。
そこで、白川郷の魅力をみなさんに存分に知ってもらうために
動画を用意しました。最近、やたらと多いですね。^^
テレビからくる映像とは違い、旅行客の目線で撮った動画なんで
参考になりますよ。
昭和初期にオーストリアの建築家であるブルーノタウト氏は
「ここは、日本のスイスか・・・」と言われたそうで、近代化
する時代に逆行しているのが芸術的に見えたのではないでしょうか。
こんな原風景を観たら、日本は何と古いものを大事にする民族
なんだろうと感心するでしょうね。
以前は中華圏のお客様が多かったですが、最近は東南アジア系の
人が増えましたね。^^
世界遺産になってお金は落ちるようになったが、ゴミが増えたり
駐車場が増えて白川郷らしくない面もあります。
でも、岐阜県の山奥にある静かな部落集落が日本だけでなく世界
に注目されるようになったのは奇跡だと思います。^^
そこで、白川郷にある観光スポットで有名な所をいくつか紹介したい
と思います。
まだ、来たことがない方は↓をチェックしてみて下さい。
岐阜県白川郷にある観光スポット7選
荻町城跡展望台
ここは結構な高台なので、荻町の合掌造り集落が一望できる
場所として有名です。
記念撮影する人も多く、見晴らしもいいので是非行ってみて
下さい。
神田家
茅葺屋根の4階建ての合掌造りの家で、江戸時代後半にできた
ものらしいです。
どの階も見学できるので見応え充分なので満喫できると思います。
長瀬家
明治23年に建て替えられた合掌造りの家で5階建てになっています。
この界隈では最大級なので見応え充分ですよ。
和田家
築300年というかなり古い合掌造りの家で、今でも住んでおられる
ので1.2階の部分だけ公開されています。
国の重要指定文化財になっています。
野外博物館
どぶろく祭の館
合掌造り焔仁美術館
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