飛騨高山及び岐阜県内で毎年開催される恒例イベント10選ならこちら

  岐阜県と言えば、日本の中心的な位置にある県で、高山市と
 岐阜市が有名であると思います。

  県の92%が森林で、山奥の田舎町と言ったイメージを持たれ
 ている人が多いですが、城下町としての名残がある歴史を感じる
 エリアでもあるのです。

  そんな、岐阜県が今日まで知られるようになって観光に来て
 くれるようになったのは、毎年恒例になっているイベントの
 お陰だと考えます。

  やはり、春・夏・秋・冬と県の各地でお祭りがあるので、
 興味のある人が大勢 飛騨・美濃 地域に来て楽しんでいかれる。

  それだけ、岐阜県内で行われるイベントに全国から集まって
 いただけることに感謝し、これからも多くの旅行客に来てもらえる
 ように精進したいと思います。

  そこで、改めて岐阜県で毎年開催されるイベント(行事)を紹介し
 皆さんの今後のご旅行の参考になれば幸いです。
           
       

岐阜県(飛騨・美濃)で開催されるイベント10選

春の高山祭 山王祭

  毎年、4月14・15日に開催される日枝神社の例祭で、起源は
 江戸時代前半の金森時代からと言われています。

  絢爛豪華な屋台とからくり奉納が有名で、神輿行列もあって
 盛大に行われています。

  当日は、エリア内にて⒓台の屋台が曳揃えられ、決まった時間に
 からくり奉納として屋台上部にいる人形が演舞するのがテレビでも
 お馴染みであります。

  夜祭もあるので、丁度桜のシーズンでもありますので、景観が
 見応えあって思い出になるお祭りでもあります。

  見学ポイントは陣屋前や中橋周辺、上一之町などで神明町までが
 範囲です。

  交通規制がありますので、事前にチェックしておいた方がいいです。

秋の高山祭 八幡祭

  毎年、10月9・10日に開催される八幡神社の例祭で、起源は
 江戸時代後半の天領時代からと言われています。

  絢爛豪華な屋台とからくり奉納が有名で、神輿行列もあって
 盛大に行われています。

  当日は、エリア内にて11台の屋台が曳揃えられ、決まった時間に
 からくり奉納として屋台上部にいる人形が演舞するのがテレビでも
 お馴染みであります。 

  夜祭もあって、秋の夜長のいい情景が観れるので思い出になる
 お祭りだと思います。

  見学ポイントは桜山八幡宮周辺やしもまち、大新町などが
 範囲です。

  交通規制がありますので、事前にチェックしておいた方がいいです。

吞兵衛まつり

  このまつりは、以前冬の期間に開催された「酒蔵めぐり」が夏に
 移行した感じのもので、現在は6月から7月にかけて行われています。

  高山市にある酒蔵の6軒が、自慢の地酒を披露してくれるイベント
 で、参加者にプレゼントがあり好評です。

  まだ、3年くらいしか歴史がないので、知らない人も多いと思い
 ますが、酒好きの人は是非参加してみて下さい。


古川祭

  毎年、4月19・20日に開催されるお祭りで、気多若宮神社の
 例祭として長年行われています。

  昔から、「天下の奇祭」と言われており、夜にある起こし太鼓
 の行列では古川やんちゃが動き回り盛大に練り歩いていきます。

  屋台も9台が曳揃えられ、子供が歌舞伎風の舞を見せるなど
 見せ場があっておもしろいです。

  丁度桜が満開で、夜桜が何とも言えない景観を演出しており、
 飛騨の春を表している感じで印象的です。

  当日は出店も多いので、交通規制もあるので事前にチェックして
 来られることをおすすめします。

三寺まいり・きつね火まつり

  飛騨古川には一風変わったイベントがあり、あまり知られていない
 ので詳しく説明します。
 
  三寺まいりは、飛騨古川に古くから伝わる伝統的な祭りで、
 毎年1月15日の夜に行われます。この祭りは、親鸞聖人のご恩を偲び、
 町内の3つの寺である円光寺真宗寺本光寺を詣でるならわしです。

  その昔、野麦峠を越えて信州へ糸引きの出稼ぎに行った年頃の
 娘たちが着飾って瀬戸川の川べりを歩いて巡拝し、男女の出逢いが
 生まれたことから「嫁を見立ての三寺まいり」と飛騨古川の小唄にも
 唄われ、縁結びが叶うおまいりとして全国に知られるようになりました。

  この祭りは、着物レンタルもあり、着物で着飾ってお参りできます。

  きつね火まつりは、古川で伝わるおとぎ話の夜に幻想的な雰囲気に
 包まれるお祭りです。

  行列と結婚の儀が特徴的で、行列を見た人には五穀豊穣や商売繁盛
 などの願いが叶えられると言われています。

  開催は毎年9月の第4土曜日の夜からです。

どぶろく祭

  どぶろく祭は、白川郷ならではの歴史ある祭りで、毎年9月の
 終わりから10月にかけて行われます。この祭りは、五穀豊穣、
 家内安全、そして里の平和を山の神様に祈願するために盛大に
 行われます。以下は具体的な詳細です:

  • 開催日程:
    • 白川八幡神社: 10月14日と15日(荻町合掌造り集落南)
    • 鳩谷八幡神社: 10月16日と17日(R156白山白川郷ホワイトロード入口交差点)
    • 飯島八幡神社: 10月18日と19日(道の駅白川郷正面)
  • 主な行事:
    • 祭典: 神社で祭典神事が行われます(午前8時から)。
    • 村廻り: 地区内への御神幸行列が行われます(午前9時から)。
    • どぶろくの儀: 神社境内でどぶろくが振舞われます(午後3時から)。
    • 春駒・民謡奉納: 神社奉芸殿で白川村の民謡が披露されます(午後3時30分から17時)。
    • 獅子舞奉納: 神社境内で獅子舞が奉納されます(午後7時)。

  どぶろくはこの祭りの最大の特徴で、神酒として振舞われます。
 どぶろくは古くから伝わる独特の技法で造られ、神社酒蔵で雪に
 埋もれた1月下旬に完成します。神社での「どぶろくの儀」では、
 割烹着のおかみさんたちが来客一人ひとりにどぶろくを盃についで
 回り、芳醇な香りに包まれる瞬間が訪れます。

下呂温泉まつり

  夏の下呂温泉まつりは、下呂温泉で毎年8月1日から4日にかけて
 開催される夏の最大のイベントです。以下は詳細なスケジュールと
 行事の概要です:

  1. 8月1日(火曜日):
    • 子どもみこし: 正午から下呂市街を元気に練り歩く子どもみこし
      が行われます。
    • 吹奏楽ミニコンサート: 10時15分からふれあい広場で岐阜県立
      益田清風高校吹奏楽部の演奏が楽しめます。
    • 龍神火まつり: 18時45分から20時50分に白鷺橋周辺で行われ、
      椀みこしと5頭の龍が花火や炎の中を勇壮に乱舞します。
  2. 8月2日(水曜日):
    • 湯の華みこしパレード: 18時から21時30分頃に下呂温泉街で
      行われ、趣向を凝らしたみこしやサンバ・サポゲイロなどが
      連なる賑やかなパレードです。
  3. 8月3日(木曜日):
    • 温泉感謝祭【万里集九祭・林羅山祭】: 15時20分から17時に
      下呂駅から温泉寺まで行われ、温泉への感謝と発展を願う祭りです。
    • 下呂おどり: 20時40分から22時に白鷺橋で地元の民謡に合わせて
      踊りが披露されます。
    • 民踊ながし: 19時頃に下呂大橋から白鷺橋まで地元住民と観光客が
      踊りの輪を広げます。
    • 下呂温泉花火ミュージカル夏公演: 20時から20時30分に下呂大橋
      上流河川敷で約10,000発の特殊演出花火が音楽のリズムに合わせて
      舞い上がります。
  4. 8月4日(金曜日):
    • 歌塚供養祭: 湯のまち雨情公園で行われ、二人の若者の供養祭です。
    • サマーフェスティバルin下呂温泉特別公演: 18時から21時に白鷺橋
      周辺で行われ、狂俳大会や特別公演があります。

道三まつり・信長まつり

  岐阜市内で春と秋に開催されるお祭りで、1万人以上の人が
 観に来るイベントです。

  1. 道三まつり:
    • 日付: 毎年4月の第1土曜日と日曜日
    • 場所: 岐阜市中心部

      戦国時代に岐阜城を建てた斎藤道三を讃えたお祭りで、神輿を
      担いで街を練り歩きます。
      パレードもあって、熱気があるので多くの見物客がいます。 
  2. 信長まつり:
    • 日付: 毎年11月の第1土曜日と日曜日
    • 場所: 岐阜市中心部(岐阜駅周辺)

      岐阜城主だった織田信長を讃えたお祭りで、火縄銃を持った
      鉄砲隊が練り歩きます。
      2022年にはキムタクが信長を演じもの凄い観客でした。 

  これらの祭りは岐阜の歴史と文化を感じる絶好の機会です。
  ぜひ訪れて、伝統的な雰囲気と熱気あふれる雰囲気を楽しんでください。

長良川鵜飼

  ここ長良川では1300年前から鵜飼による漁法が行われており
 鮎などの川魚を獲っていました。

  その鵜飼のパフォーマンスを戦後になって、多くの人に公開
 し始めて、すっかり岐阜の伝統行事の1つになりました。

  毎年、5月11日~10月15日までの開催で、観覧船は予約制
 なので、事前にサイトから予約できます。

  夏期間は混み合いますので、春・秋がおすすめです。

郡上おどり

  郡上おどりは、岐阜県郡上市八幡町(通称「郡上八幡」)で
 毎年7月中旬から9月上旬まで32夜にわたって開催される伝統的な
 盆踊りです。

  • 歴史と特徴:
    • 郡上おどりは、江戸時代から続く伝統的な盆踊りで、
      日本三大盆踊りの一つとされています。
    • 一般参加も可能で、地元民から観光客まで老若男女が
      踊りの輪に加わります。
    • 毎年7月中旬から9月上旬までの間に、町内各所で踊りが
      繰り広げられ、特に盂蘭盆会の徹夜踊りには全国から
      数万人の踊り子が来場します。
  • 起源と歴史:
    • 郡上おどりは、中世の「念仏踊り」や「風流踊」の流れを
      汲むと考えられています。
    • 盆踊りとしての体裁が整えられたのは、郡上藩主の奨励に
      よるとされています。
    • この伝統的な踊りは、地元の人々だけでなく、観光客も
      楽しむことができる、踊るお祭りとして知られています。

  郡上八幡の夏の風物詩として、幽玄な雰囲気と熱気あふれる踊りを
 楽しんでください。









コメント

タイトルとURLをコピーしました